現在はテニスに愛。クリマイ感想等は休止中。
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カテキョ時代に、教材として使ったフェデラーの懐かしの記事。生徒を洗脳しようと思って(笑)
ここまでの提灯持ち記事も珍しいんじゃないかなぁ。
このコラムニスト、本当~にフェデラー好きなんですよね。
フェデラー万歳な変なポエムも作ってるし。大好きw
Sports Illustrated
9.April 2007
Written by Rick Reilly
http://sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1107342/index.htm
以下、拙訳。
ここまでの提灯持ち記事も珍しいんじゃないかなぁ。
このコラムニスト、本当~にフェデラー好きなんですよね。
フェデラー万歳な
Sports Illustrated
9.April 2007
Written by Rick Reilly
http://sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1107342/index.htm
以下、拙訳。
No More Mr. Nice Guy!
9th Apr 2007
かつて「フェデラーが負ける」というヘッドラインは、「ライオンが飢えている」とか「ジョージ・クルーニーが結婚する」とかいうヘッドラインと同じくらいの頻度で見られるものだった。(=めったにない)
しかし先週のマイアミ、ソニーエリクソンオープンの4回戦で、その世界でもっとも偉大なテニスプレーヤーは負けた。マイアミSEOは彼が連続で勝つことのできなかった、2番目のトーナメントだ。トルネードから“トレーラー”になっちゃったようなものだ。フェデラーエクスプレスはその運転の仕方を忘れてしまったようなのである。
私はその理由を知っている。
ロジャー・フェデラーは”ビーおばさん”(ドラマの登場人物)より礼儀正しく謙虚で親切だ。彼は常から「僕は普通の人間です」と言い続けている。彼のウィニングショットはただの「ラッキー」。そう、最終的に、対戦相手もその彼の言葉を借り始める。
知っているだろうか、ほとんどの専門家が史上最高のテニス選手だといってはばからないこの男は、レストランに行ってあまつさえ列に並ぶという事実を。
彼はフルタイムのコーチを帯同していない。タトゥーもない。彼の「取り巻き」は“ジョーク”だ。彼の代理人、スケジュール管理者、ヒッティングパートナー、そしてガールフレンドは全て同一人物だ。しかも彼女はランジェリーモデルではないと来た!普通の、とても素敵なスイス人の彼女の名はミルカという。デレク・ジーターはベルトの数よりたくさんの彼女を連れてるというのに!
フェデラーは普通の商業飛行機で移動する。自家用ジェットはもっていない。ここ3年に渡って、タイガー・ウッズよりも強力に彼のスポーツを支配しているこの男は、タイガー・ウッズのように155馬力の小型船を持ってなければ小型ヨットすらもっていない。
フェデラーは去年2800万ドル稼いだが、一軒家すら持っていない。コンドミニアムの部屋を2部屋所有しているだけだ。彼は先週4つの賞を受賞した。Player of the Year, Humanitarian of the Year, Fans' Favorite and the Sportsmanship Award for 2006…それなのにトロフィールームもない。置き場のないトロフィーはダイニングテーブルに積んであるという。
25歳にしてフェデラーは10のメジャータイトルを獲得しているが、ほかの選手と同じホテルに泊まっている。
ロジャー、君は名声不朽の人物だ!家を借りるべき!知ってるか、タイガーは2月にツーソンのトーナメントに出場した時、近くに家を借りただけじゃない、家具を全部入れ替えて自分のを運び入れたんだ。快適に過ごせるように。起きて、くつろげるようにね。
「大げさな生き方はしたくない」とフェデラーは言う。「大きすぎる部屋とかはいらないし。夜ベッドに行くとき、そこでくつろげればいいんだ」
あああああああああ
こんな話もある。彼の両親の家にサインがほしいと手紙を出すと(彼らの住所はウェブサイトに掲載してある)1月たたないうちに手書きのサインつき写真が送られてくる。「だって僕が子どもだったら、ヒーローの写真に2年も待ちたくないからね」
ああもう!ロジャー。少なくとも、ほかの人がしているように、全自動サイン機を買おう!
それだけじゃない、練習を終えると、フェデラーは自分の使ったベンチの周辺を片付けていく。「やらない人も多いですよね」とフェデラーのベストフレンド、イブ・アレグロは言う。「実際ほとんどの人がやってないと思います」
まだまだある。この男アレグロは年に数回フェデラーのダブルスパートナーを務めるのだが、フェデラーは彼を稼がせてやるためにダブルスをプレーしているのだ。最近の平均的トップ選手ならダブルスに出るよりエルクス・クラブ(スポーツクラブ)に入るのが普通だ。でもフェデラーは違う。シングルスの直後に試合が入っていても、彼はダブルスをプレーしてくれるのだ。それはたとえばタイガー・ウッズがマスターズに優勝した後 に シボイガン・レディースの大会に出るようなものなのだ。「どうやって彼に借りを返せばいい?」アレグロは言う。「彼はディナーをおごらせてもくれないんだ!」
自分を自覚するべきだよ、ロジャー。君は神に等しい身だ。そうふるまうべきだ。「彼に言うんです」IMGのエージェント、トニー・ゴッドシックは言う。「君はいい奴すぎるってね」
いい奴すぎる話その1:
フェデラーは大会後たまにボールボーイたちのためピザパーティーを開く。彼もまたかつてボールボーイだったから、らしい。しかも彼はそれに自ら参加するのだ。
いい奴すぎる話その2:
彼がLAに滞在した時、彼はだしぬけにピート・サンプラスに電話をした。打ち合いをしたいというのだ。いやいやいや、ロジャー。むしろ「彼が」君に電話するべきだろ。そして1週間は待たせるべき。
いい奴すぎる話その3:
僕はゴッドシックに月曜の朝8時に1対1のインタビューをさせてほしいとメールを送った。僕は夕方4時にはフェデラーの向かいに座っていた。8時間?バリー・ボンズだったら8年はレポーターを待たせるよ!!
インタビュールームには2つのイスがあった。大きくてアームレスト付きでクッションのある椅子と固い背の普通の椅子。彼は申し訳なさそうに僕を見て言った「大きいほうの椅子に座ってもいい?試合後で疲れてるんだ」
あの~?ロジャー?スポーツの神みたいな人は、そんなこと聞いたりしない。大きい椅子にどかっと座って小さいほうの椅子に足を投げだしてさ。
それから爪を見ながら、鼻を鳴らしてこうさ、「早くしてくれる?エクスフォリエイターが待ってるんだ」
君はテニス界のスターなんだからロジャー。ちょっとはフォルトを出さなきゃね!
――――――――――
サンプラスファンとしてはちょと複雑?
この人アメリカ人なのに彼のレジェンドさがわかってないのかと。
でもすごいですよね?
もう悶えてますよねフェデラーに(笑)
このころ(2007年)のスポンサー収入のなさに私は驚きました。
今の半分なのなぁ……
最近(今年春)、ミルカさんのご両親のためにチューリッヒ湖の近くに土地を買ったとか
テニスコート付の豪邸建設中とか聞きましたけどどうなったのかなぁ?
友人がその近くに住んでいて、町のおばさんたちが大騒ぎしてるとかいう話を……
「どどどどうしよう町で偶然ロジャーに会ったら?キャー」
って感じらしいです。
―――多忙なフェデラーが町中ふらつくとは思えませんけど……
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