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Introduction

No One Expected Him


この章を15字以内でまとめると、こんな感じ→「フェデラーはいかに地味だったか」
 
以下ぐだっと読み下し。



偉大なテニス選手の出現には予兆がある。彼らは若く幼いころからその才を見出され、なにかしら注目されているものなのだ。そして彼らの表舞台へのあらわれ方は、まるで雷の閃光のよう、と相場は決まっている。


残酷なほど強烈なサーブとグランドストロークを携えて、“ボリス・ベッカー”がウィンブルドン13番コートに現れた瞬間を忘れる観衆はおそらくいない。たった16歳の赤毛の少年が、実績も実力もあるアメリカ人選手をいとも容易く圧倒してしまった。彼は翌年17歳という若さでチャンピオンになった。

サンプラスがUSオープンのタイトルを獲ったのは19歳の時、ナダルが全仏オープンで覇者となったのは19歳になったばかりの頃だった。

女子に至ってはもっと早熟である。グラフがランキング100位以内に入ったのはたった13歳の時だった。マルチナ・ヒンギスがローカル誌の記事で取り上げられたのは9歳の時。既に誰もが将来のチャンピオンとして彼女に期待を寄せていた。
 


ヒンギスがタイトルを獲った時、同僚が私に言った。「おい、Stauffer、これでお前、20年は食いっぱぐれないぜ!」


彼の言葉は正しい。
一人のトッププレーヤーはその国のテニスシーンを変え、スポーツリポーターの将来までも大きく変えていく。同僚はそれをボリス・ベッカーで経験していた。ベッカーがウィンブルドンタイトルを獲るまで、彼はテニス記事のスペースを増やすため、いつも編集者と戦うことを余儀なくされていた。それが、ベッカーがあらわれたことによって一変したのだ。編集者たちはもっとたくさん記事を書けと彼をせっついた。「もう100行は書いてるんだけどな」「アイツらまだ足りないっていうんだぜ」
 

それが数年後スイスで、私たちスイス人記者にも起こるなんてどうして想像できただろう!
 


しかし、フェデラーの出現は彼ら/彼女らチャンピオンとはまったく違っていた。もちろん、その才能は認められていたが、これほどまでに支配的な選手になるとは考えられていなかった。

少年時代、あるいはジュニアの始め頃にライバルだった人間たちですらこういう。「僕は彼がNo1になるなんて想像だにしなかった。彼はスーパーマンじゃなかった。その他大勢のライバルと同じような存在だった」


17歳の時ジュニアウィンブルドン大会で優勝し、ジュニアの頂点に立った時も、特に注目はされなかった。フェデラーがプロに転向してから数年、彼はとても才能のある選手だとは思われていたものの、未完の大器で終わるだろうというのが大半の評価だった。

彼にはこんな称号がつけられていた「best player without a Grand Slam title」

スイス国内の評価ですらそうだった。フェデラーは常にヒンギスの成功の影に隠れていた。

 
だが、話題に上らず、注目されないことは若い選手にとって悪いことばかりではない。フェデラーは静かに、両親や周囲から妙なプレッシャーを受けることなく成長することができたのだった。


初期の頃フェデラーの才能に気が付いた人間の一人にMarc Rossetがいる。彼は90年代の中頃、トップ20の選手として活躍し、92年スイスをデビスカップ”決勝”にまで導いた偉大な選手だ。

Rossetは言った。「彼はトッププレーヤーになるために必要なすべてを持っている。才能、野心、賢い喋り口、そして忍耐するのに必要な意志の強さ」


フェデラー自身、Rossetに惹かれるものがあったという。「もしかしたら、それは僕たちが2人ともジョークが好きで、正直で、率直で、ずうずうしくて、陽気で、めちゃくちゃだったからかもしれない」

 

フェデラーとRossetはのちにツアーで対戦する機会があった。2000年マルセイユ決勝。スイス人同士による決勝戦というのは実はそれが最初で最後だったりするのだが―――そのときはフルセットタイブレークでRossetが勝利した。








TBC…






――――――――――――――――――――――
 
“best player without a Grand Slam title”
あれ?最近までそんな称号を得ていた人がwww
 
 
フェデラー、「無冠の帝王」とか「ポテンシャルはピカイチだけどなんかへなちょこ」とか言われてましたもんね……。そのころのテニス関連の書き物とか読むとすっごく面白いです。

「フェデラーが何かやってくれる気がするけど、彼が強さを発揮するところを想像できない」とか、「No1シードはGS以外で無類の強さを誇るロジャー・フェデラー。One-slam-wonderで終わるのか、栄光を掴むのか」とかww


one-slam-wonderどころか17slam championだよwwとか思いながら読むと笑えます。

あのころはサフィンとかロディックとかヒューイットのがスポットライトを浴びていたんだよなぁ。
 


で、若いころのフェデラーが他のチャンピオンたちに比べて圧倒的に地味だって話。

今だって戦績と名声と稼ぎ以外わりと地味だと思うんですが……風格はあるけど、全く存在がうるさくないというか。

プレーもビッグサーバーのように「これがすごい!」っていう目立つ武器があるタイプじゃなくて、全てがバランスよく中の上だから強い感じ。攻守に適した美しい片手バックと、パワーと安定性の両立したフォア、シンプルで無理のないサーブ、繊細で天才的なボールタッチ、的確なアプローチ、

…って並べると十―分すごい感じになっちゃいますけど。



でもゴンちゃんの殺人フォアとか、ナダルの急降下爆撃エッグボールとか、ラオニッチの爆裂サーブに比べると地味~な気がする。いうなれば「地味に」「スゴイ」。地味にパーフェクトでハーモニアス。
 


あと顔も地味かなー。個人的にはあの隙だらけの造形がなんとも愛嬌があってかわいいと思うんですけど。
……これファンの欲目?

家族じゃ誰も同意してくれないから不安なんですけどww


でも触れなば切れんみたいなシャープで涼しげなイケメンだったら絶対今ほど愛されなかったと思うから、フェデラーはあのクマさんみたいなふにゃっとした顔がいいの。試合中は文句なしにいっけめーんだしさ!


そういうことにしておく。



本文では「ヒンギスの影に隠れた」なんて言われてますが、それでもやっぱり途切れることなく才能に惚れこんで大切に育ててくれる人に出会っているし、必要十分な注目は集めていたんだなぁと思います。近視眼的で興味本位の衆目を集めるくらいなら放っておかれる方がかえって競技ややりたいことに集中できていいですよね。

 


そんなことを思いながら適当に飛ばして本文入りました。

次回は“ちびマルコとちびフェデかわいすぎて鼻血出そう”ってとこまで行けるといいなぁ。





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むふむふ
おお、快調に(´∀`人)♡
ありがとう、ありがとう。

ろじゃ、天才としては遅咲き、ですよね。
元々備わっているもので圧倒している、のではなく、磨きあげ、「結合」され、ようやく完成した「作品」だから、時間が掛かった、というのが、わたしの勝手な印象。

でもプレーが「地味」、だけはまったく共感できない・・・。
一番華やか、だと思う。

スキルが多彩かつ優美、誰にも真似できないほどの完成度で他を圧倒している。
それに多くの観客が吸い寄せられ、見入り、だからこそ客席が埋まり、
一方、ネット越しの対戦選手の多くは「びびる」。

出た、フェデラー、な(お化けじゃないがw)圧倒的なオーラ、がある。

「正直で、率直で、ずうずうしくて、陽気で、めちゃくちゃ」、
これですよ、これ(爆)
これが根っこにある。

同じようなショットを他の選手が打っても、フェデラーのときのようには客席は湧かない、という記事を読んだことがありますが、つまりは「魅せる」力の差=演出力の違いじゃないのか、とわたしは思う。
真剣勝負のなかで「テニスショー」のできる人、という感じ。本人、絶対、テニスを楽しんでる。

って、乗り込んできて、好き放題書いて申し訳ない。ごめんなさいましm(_ _ )mオユルシヲ~

顔、はい、美男じゃなくて親しみ系、に迷わず一票(笑)。
この方が広く愛されるのは、明らか「陽性」なことと、オンコートとオフコートの「ギャップ」のせいじゃないのかな。

などと、長くなり過ぎ(大汗)。

ちびマルコとちびろじゃ、もうかわゆすぐる!
気長にお待ち申し上げております。よろしくですm(_ _ )mペコペコ
浅野薫 URL EDIT
at : 2012/10/30(Tue) 08:41:32
Re:むふむふ
いつもコメントありがとうございます!!!更新意欲のもとです♡

>ろじゃ、天才としては遅咲き、ですよね。
テニスでは遅咲きみたいですね……21っていったら全然若い気がするんですが(汗)スポーツ選手って恐ろしいwwでもやっぱり、遅咲きの花は美しい、そういうことなのかもしれません。
ずっとずーっと待ってたアンディも、オリンピック・全米と本当に本当に素敵でした…

>一番華やか、だと思う。
言われてみると確かに華、ありますね^^;地味って言うか、、、フェデラーって何が強いの?と特徴をきかれると説明が難しいというか。なにが強いって、「んー…存在?」みたいな。
地味だからとはまた違うのかもですが、ロデとサフィンは写真見せてこのサーブがね、このバックハンドと彼のパワーがね、と説明すればいいから楽なんですが、フェデラーに関しては静止画じゃ説明しきれなくていつももどかしい思いをします。纏う空気からして違うから一度試合見て~って答えるしかなくて。全部すごいってことなのかなぁ…

まー大体、こんな説明を始めてドン引きされます→スポーツというより芸術でね、迷いがなくて無駄がなくて強さと柔らかさが両立していて現代テニスそのもので…(以下エンドレス….+:。(*´ェ`*)゚.+:。ポッ

>顔、はい、美男じゃなくて親しみ系、に迷わず一票(笑)。
ですよね!でも最近できた友達には「あれ?私がおかしいのかな?すごくイケメンに見えるよ」と言われて。彼女にはNIKEの偽コーチと打ちあって家を破壊するCMを見せたんですが……ただ最後「あ、そうか!画面が暗いからかも!」と言われてずっこけました。けなしているのかww

>気長に
よろしくですm(_ _ )m
読むのは簡単なんですが打ちこむのがですね……
でもがんばります!! 
at : 2012/10/30 21:11
決勝
優勝逃してしまいましたね。
私もデルポン大好きです。
あの全米の後は大嫌い!でしたが今は違うのよね。彼の人柄とあのFHかな。
もう一歩だったのに負けたことは悔しいけど、前日までのプレイを考えるとロジはよく頑張ってくれました。
恒例のピザもサーヴィスしていたしね。

でも、ロジが負けるとやっぱり悲しい(T_T)
悔しいし面白くない(>_<)

そんな時ロジの本質に触れると元気になるわ♪

地味ね。。ふふ。
あんな有名人でお金持ちなのに生活は堅実で地味そうね。
だけど彼がコートに入った途端パァーと会場が華やぐよね。
ロジャーが入って来るのを自分も観客と一緒に拍手したいほどだったと言った対戦相手がおりましたがね(笑)

ラファ本で筆者が書いていた、人々はロジャーのような完璧な選手より、ラファのような選手を応援したくなるて部分には納得できなかったわ~
全くロジの事を知らないのね、て思った。

ロジャーフェデラーほど自分のスタイルを確立するために苦しみ努力してきた選手はいないと思うけどな。

ではマルコとロジの面白話お待ちしてます。


stefanfan EDIT
at : 2012/10/30(Tue) 23:29:11
Re:決勝
コメントありがとうございます♪

バーゼルは本当に残念でしたね…私も悲しすぎてテニスレスです。試合見てませんw

でも考えてみればフェデラーはランキングNo1として地元の土を踏んで、決勝まで行って、フルセットの熱戦繰り広げて…十~分期待に報いてくれたんですよね。 今季はもう店仕舞いしてもいいくらい頑張っちゃってますし、もうなんでもいいから楽しく過ごしてほしいなーと思ったり思わなかったり。来季また元気いっぱいプレーして若者たちを脅かしてくれる方が嬉しいです。

>ロジャーが入って来るのを自分も観客と一緒に拍手したいほどだったと言った対戦相手がおりましたがね(笑)
誰ですかwwかわいいww
そういう選手相手だと楽しいですよね~デルポもフェデに敬意を持ちつつ必死に勝とうとしてるのがわかるので、全く嫌いになれません。

>ラファ本
ラファ側の視点で描くので仕方のないことですが、ラファは努力の人でフェデラーはただ恵まれた人、みたいな安直な対比は私も寂しかったです。っていうか、あの本の共著者はフェデラーを意識し過ぎなんですよ!伝記なんて逸話いれてなんぼなんだからもっとポジティブに脚色しろよwwと終始ツッコミながら読みました。


次は両親や家族の話で終わりそうです><ちびマルコまで行かなかったらごめんなさい。
at : 2012/10/31 23:43
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