忍者ブログ
現在はテニスに愛。クリマイ感想等は休止中。
2024-041 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 prev 03 next 05
387  386  385  388  445  383  381  380  379  378  375 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ウォールストリートジャーナルのフェデラーインタビュー(全米前日)

昨日写経するような気持ちで一気に訳したので、
誤訳バッチコイレベル。


ああロディック……どんなに彼が好きだったかを確認する今日この頃。



全ての偉大な選手たちは彼らのキャリアの中でテニスというスポーツを嫌っていた時期、あるいは1位であることに苦しんでいた時期があるように思います。でもあなたはいつも幸せそうだ。秘訣は?

僕はトップ近くにいることにいつもわくわくしています。トップ10か、5位か3位か1位か…そんなことは問題じゃないんです。僕にとって、そのポジション(上のほう)にいるのが好きなんだという事実は変わりません。
なんでそう1位で居続けるのか、それは僕でも説明に困ります。キャリアの最初のほうでは苦しんでいたからかもしれません。僕には謝らなきゃいけないことがあります―――1998年のオレンジボウルで僕は優勝をしてマイアミのワイルドカードをもらい、MS1000(当時の”スーパー9”)に出場したんです。僕はコートに立ちましたが、こんな感じです―「テニスなんて嫌いだ、やってられるか」そして僕は何かを試すことすらせずに7-5 7-6かなんかで負けて。たくさんの感情、フラストレーションにさらされていました。僕は練習が嫌いでしたし、いくつかの試合でも「なんだこの男は。ボールを転がして、僕にブレークされるために立ってるのか?もう耐えられない。今日は気分じゃないんだよ」最初のほうは大体こんな感じでした。これがあったから、今の僕は幸せいっぱいなのかもしれません。

僕には才能がありました。ワールドNo1になれるし、GSチャンピオンにも、将来のサンプラスにもなれるだろうといわれました。それはうれしいこと。でもそれを受け止めなければならなかった。プレッシャーの中で僕はもがき苦しんでいた…それが僕にとって幸いしました。僕がノヴァクやマレー、ナダルに感心するのはここです。彼らが長い失望、スランプに陥ったというのを僕はみたことがない。彼らがもっと若いころ、そういう時期があったのかも…でも僕には覚えがない、彼らはとても優れたティーンエイジャーでした。僕も(10代のころ)確かによくやってたかもしれないが、いいかひどいか、両極端だった。だから僕にしてみれば、このNo1は―――”楽しまない手なんかあるか?”こんな感じなんです。
 

それはただ、若かった、未熟だったということですか?

多分僕は、センターコートだ、50000人の客だ、いつも勝てる、…そんな考えに支配されていたんだと思います。


簡単にいくと思ってたんですね。

そう、でも全然だった。その陰にはすごく努力が必要だったんだ。


ここ数年、あなたはタフな敗戦がありました。マッチポイントを握りながらのジョコビッチへの敗戦、2セットアップからのツォンガへの逆転負け。それらをあなたはすごく簡単に乗り越えたように思います。どうやったんですか?

一番したくなかったのは敗戦が僕自身を流し去ってしまうことだった。まさに今日会見で「オリンピックでの落胆を払しょくするために貴方はこのUSOPを勝たなきゃいけないと思いますか?」って聞かれたんだけど、僕としては「それ本気で言ってるの?」って感じ。オリンピックでの落胆?メダルを取れて僕はうれしかった。あれ(銀メダル)は僕にできた最大限のことだったと心から思ってるし、マレーは僕よりずっとよかったし、それだけだよ。よし、休暇だ、数日休もう、この先数か月のツアーのために荷物を詰めて…ってね。スイスのためにメダルが取れたこと、すばらしい夏を送れたこと、僕は誇りをもって振り返るよ。


…僕はよくやってる。本当に。なんでわざわざネガティブな方向に行くのかな?僕はとってもポジティブシンキングだし、そのおかげで困難を乗り越えられてきたと思ってるよ。


それは学んでできるようになったんですか?それとももとからずっと?

自然にできるようになったと思う。でも現実的に考えることもまた大事なんだ。全部うまくいってる、なんて言うだけじゃだめだ。いつもうまくいくとは限らない、それはよくわかってる。うまくいってるときでも、自問自答をしなきゃならないのはそのためさ。うまくいかないときも自分に問いかける。「どうしたらよりよい計画、練習、休息、環境を整えられる?改善できる点はないか?」
考えすぎることなく、でも改善する余地は絶対にあるんだ。ある意味では、ちょっとした完璧主義者にならなきゃいけない。僕もそうなろうとしてる、でもそれは自然な形でね。気が狂うほどやっちゃいけない。考え抜いた方法で、そうなるのがいいんだ。
 

貴方は何年もの間すばらしい健康を保ってます。何人かの選手はそれは「もって生まれた才能」と言いますが、どうやってその素晴らしさを保っているのですか?どれくらいが才能で、どれくらいが努力によるものなんですか?
 
(健康がもって生まれた才能というのは)どうだろう。キャリアの最初のほうは、ちょっとした幸運によるものだったことは疑いようもないけど。今日、足をねん挫した女の子を見かけた。(競技をストップして)再構築が必要になるかもしれない、キャリアがどう終わるかなんて誰にもわからないんだ。アマチュアやプロじゃないときはちょっとした運が必要だと思う。やってみなきゃわからないってところもあるし。その時の怪我が人生のあとになってからほかの怪我の原因になったりもするからね。でも80%の人間はそんなことにはならない。
要は自分の持つ力がどれくらいなのか、どのような練習をするか、どんな人間を自分の周りに置くかってことなんだ。それらがプレーに影響してくる。自分の身体の声をどれだけ聴けるか、体がノーといってるときにはどんなに魅力的な金を積まれてもノーといえるか、自分でもわからない場所に連れて行かれて、やるべきじゃないのにプレーする、なんてしちゃいけないんだ。僕はノーということに問題を感じたことはない。ただこうさ、「長い目で見るんだ」って。短期的な視点でものを見ると必ず過ちを犯す。短期的なゴールも持たなければいけないが、長期計画も見据えること、それが僕が長いことよくやれてる理由さ。
 

選手生活と2人のお子さんを連れていくことの両立はどうやっているのですか?

やりながらって感じだよ。素晴らしい妻がいる、素晴らしい仕事をしてくれてる。両立できるか試しながら、なんとかベストをつくそうとしてるだけ。ミルカにとって、家にいるほうがいいのかどうか?それについては長いこと悩んだけど。彼女たちの具合が悪くなったときは、なんかマズイことしちゃったんじゃないかとか考えちゃうけど、でも子供ってそういうときがあるんだ。ただ親っていうのはほかのところに原因を求めちゃう、「どうしてこうなった?こうならないように細心の注意を払ったのに」  でも普通のことだ。もちろんパニックになることもある、なんとかするだけだよ。
もちろん睡眠時間が削られる時もあるし、(看病とかで)時間がとられて試合ができなくなるときもある。でもだから何?僕は頑張ってるし、(プレーも)うまくやってる。自分で思うよりずっとうまくやれてる。だってほかの選手は今全盛期だけど、僕はNo1になれたもの。自分は正しいことをしてきたんだって思う。
 
今僕はここにいる。2人のかわいい娘がいて、最高の妻がいて、それはただただ素晴らしいこと。今この時期を過ごしてることの幸運に僕はすごく感謝してる。もっともっとエンジョイできると思うし。これってただフォアやバックを打つのとは全然違うんだ。
 

もっと子供をもうける予定は?

いっぺんに2人も生まれたからハッピーだったね。双子とは思わなかったし。ポジティブな意味でショックだったというか。「うわ~双子についてなんて何にも知らないんだけど~」って感じで。つまりどうなるのかな?双子ってどんな感じなんだろう?でもいま2人が一緒に遊んでるのを見ていいなぁって思ってる。今はそれを見守っていたいと思ってる。まぁ来年になったらもう一度聞いてよ。おしめ卒業させなきゃ、とか今はそんなとこだしさ。やっと落ちついてきたところなんだから。
 

彼女たちはもうラケットを手に取りましたか?

うん。でも別に特別なことじゃなくて。最後には何かスポーツに打ち込んでくれるといいなぁとは思うけど。だって素敵でしょ?素晴らしいライフスタイルだと思うし、人生勉強って意味でもいいものだと思うから。


これらについてミルカさんはどれだけの犠牲を払っていますか?

僕のためにすべてを、だね。すすんで全てをしてくれてることについて僕は毎日彼女に感謝して感心してる。僕は言うんだ、「一週間くらい休暇をとって、もっと自分のことを気遣ってほしい。あまりに多くのことをやりすぎなんじゃないか」って。でも彼女は「あなたのいないところではちっともハッピーになれないわ」って言うのさ。これ以上のことはないよ、子供と妻がいなかったら僕は僕じゃなくなっちゃう。だから2人でがんばってる。バランスがとれてることはいいことだ。うまくやろうと色々試しているし、2人だけの時間も家族の時間も友達との時間も、この忙しい人生の中でうまくとれてるんだ。
 

どれくらい離れていたことがありますか?

ここ3年だと…3週間かな。4週間かも。とかくあまり離れてないね。子供連れてなんとかやってるんだから僕は本当に幸運だよ。幸運だと思えることもまたハッピーだ。


貴方に残されたゴールってなんですか?

テニスでは、もう一度やりたいことや成し遂げたいことがたくさんある。なるべく長くプレーしていたいし。まだやったことがないこともあると思うんだ。今はそれが何かわからないけど、そういうのがまだあると思う。
テニスで、今から5年くらいでどんなことが起きるかなって考えるとワクワクする。そのあとの人生で何が起こるかもね。ミックスもいいかもなって思うし。やめることについて心配はしてない。でもまだ立ち止まりたくない。もっともっと前へ行きたい、もっともっとプレーしたい、さらに21トーナメント、とまでは思ってはいないけど、維持して楽しんでやり尽くしたいんだ。今は僕の人生の中ですごくすごくいい時間だからね。
それにメディアルームも大分落ち着いたよね…「いつ引退するんだ?もうすべてやりつくしたじゃないか、出て行けよ」みたいな雰囲気がちょっとだけなくなった。今は「僕を見てたい」って人がいるのを感じる。まぁそういう雰囲気になることもあるだろうけど、僕はこれから数年はもっともっと楽しくなるって思ってるよ。


この後の計画は?ダブルスで39歳までプレーとか…

ノーノー×2 やり尽くしたら、それで終わり。
シニアツアーをやるのはいいかもしれない。たまに旧友と会うためにやるっていうのは、引退後のちょっとしたオプションとしてあってもいいと僕は思う。
でも僕はビジネスに興味があるんだ。素晴らしいパートナーたちと長年契約してきたし、それを続けていきたい。僕の基金のための時間も作りたいし、子供たちも学校へ行くわけだし。旅のための時間が作れるかどうかにもよるだろうね。妻と子供とひとところに落ち着くっていうのはできないかもしれないし、でも最後には定住するのもいいよね。僕はスイスで生まれ育ち、そこにはいい思い出がたくさんあるから、スイスに落ち着くこともまたすごく楽しみだ。


15,6歳でテニスをしている若者に、どんなアドバイスがありますか?

努力は報われる、これが一つ。2つめはは浮き沈みは必ずある。それらから学ぶこと。3つ目、自分のしていることを愛すること、それをする機会が与えられたことに感謝すること。なぜならほかのたくさんのプレーヤーや子供たちはどんなに望んでもそういう立場にはいないんだ。君がどれだけ幸運なのかを忘れないこと。そしてただ、エンジョイしよう。外に出て、楽しむこと。
とにかく楽しく過ごそう!

http://blogs.wsj.com/dailyfix/2012/08/26/federer-on-tennis-and-everything-else/?mod=WSJBlog&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+wsj%2Fdailyfix%2Ffeed+%28WSJ.com%3A+The+Daily+Fix%29
PR
NAME
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[10/16 JOAN ]
[09/16 NONAME]
[09/16 NONAME]
[09/03 ちび]
[06/27 yumi]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
cesborg
性別:
非公開
職業:
院生
趣味:
海外ドラマ、CDドラマ、読書
自己紹介:
雑食。なんでもござれ。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(10/09)
(10/29)
(10/30)
(11/05)
(11/11)
P R
アクセス解析
忍者アナライズ
"cesborg" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.
忍者ブログ [PR]