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現在はテニスに愛。クリマイ感想等は休止中。
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フェデラー・ナダルSF(準決勝)進出!
……まぁ、もはや『銀河代表』クラスの2人ですから当然、いきますよね(笑)

ナダルは相変わらず最強モード入ってましたし、フェデラーがジョコ* 相手に”あ゛ぁぁ~”ってことにならなければ、今回のGSこそ、ロジャ・ラファ両ファン待望(?)の決勝戦が見られるかも。
…とか、気が早いか。勝負は時の運もありますし

私が応援していた選手はまー見事に早々に散ってしまったので…(いつものこと)
遠くからフェデラー・ナダル、その他選手全員の善戦を期待したいと思います。
ナダルの相手はキツイと思いますが…軍曹** にも期待してるぞv

という感じで、今は頭の中半分はテニス仕様となっております。
なので熱さまし(自分用)に誰も興味ないだろうテニスの話をひとつ。

いや、USオープン、あまりにニュースにならないので布教したい気分なのです。
海外(先進諸国)だとテニスってアメフトと同じかそれ以上の扱い受けるんですけど、
日本は
サッカー≧野球>>越えられない壁>>テニス
くらいの扱いですよね…何故だ。
みんなキャラ濃くて面白いのに。

*ジョコビッチ 
現在ランキング3位、ドロップショットが得意なセルビア人。本職は芸人(真顔)笑いの為なら目先の1ポイントをもいとわぬコメディアン気質が一部で密かな人気を呼んでいる。因みにラケット虐待の常習犯。一時期、戦略的メディカルタイムアウトをとりすぎた所為で「今日は腰だっけ?明日は足首だな。それでジョコビッチは一トーナメントが終わるころには全身故障してるってわけ(失笑」なんて声も聞かれたり。

**軍曹=ユーズニー
軍曹というあだ名は、勝利したときする敬礼姿から。現在ランキング14位のロシア人。08年のとある試合において、大事な局面でミスを犯した自分への怒りがどうしても抑えきれず、頭をラケットでガンガン強打⇒ん?様子がおかしいぞ?⇒頭部からの出血が止まらなくなっとる!⇒手当ての為10分近く試合が中断する⇒短気で有名な鮪(対戦相手)まで心配そうにみつめる なんて事件があって一躍有名になった。


・フェデラーと楽しい仲間たち?…俗に言う『ふんふんディフェンス』です。

同じ技を、ツォンガという若い選手がやったときはフェデラー、真顔で決めてたので、ハースが笑って許されたのは、彼が親しい友人だったからでしょうね。公式戦でも結構こういう笑えるシーンがあるんですよ!

・テニスとか観戦しない人も楽しめる(かもしれない)王者の凄いラリー
(走りながら打つのも、左右に振るのもまぐれでしかできない私にしてみたら彼らは同じ人間とは思えません)



これでも王政時代は過ぎたフェデラーなんです(苦笑)

・因みによく話題にのぼるNO.1ナダルと王者フェデラーはこんな感じの人達↓


右ナダル24歳、左フェデラー29歳。世界一位と二位なのにコートの外では誰よりもゆるゆる。
台詞はフェデラーから、「僕へのクリスマスプレゼントはもう考えてくれた?」「僕はスイスへ行って君の基金の為にエキシビションマッチに出るよ」「それはいいね!ありがとう!」「じゃ、君は僕に何をくれる?」「そうだなぁ、第一セットをあげるってのは?」「いいね!」ただのこれだけに1時間以上かけました。
ナダルのつたない英語と八百長試合の申し出というシチュエーションにフェデラーがツボったせいです。

ナダルがフェデラーの記録達成を阻んできたせいか、フェデラーファンの前ではうっかりナダルファンで~すとは言えない雰囲気漂っていますが、当の本人たちは聖人並みに性格が良いためわりと仲良しです。アガシとサンプラスなど歴代のライバル同士の仲の悪さに比べると奇跡と言ってよいくらい気持ちの良い関係を保っています。
たとえば2009年の全豪表彰式。優勝したのはナダル、苦手なサーフェスでの勝利、人目を憚らずに喜んで良いのに、悔しさと混乱で感極まって泣き始めた王者フェデラー(←先輩失格)を前にものすごーく申し訳なさそうな顔で縮こまってました。若いのにこの気配り。そしてフェデラーがスピーチできないなら僕もできないとスピーチを辞退。
その人もとからよく泣く人だから気にするなと誰か言ってやればよかったのに…写真撮影でもやっぱり少し顔の曇ってる(むしろ悲しそうな)ナダル。どんだけいい人、なんて大人なのと思いました。
年下に慰められるフェデラーにもきゅんとしましたけど。
逆にフェデラーもナダルが怪我したときに試合前の忙しい合間縫ってわざわざお見舞いに行ったり慣れないスペイン語勉強してメール打ったり、色々してるんですが。

ただこの2人は『ラケットで語る』タイプなのでアレです、
オフコートではそこまで面白くな(ゴフッ

コメント真面目だしー。

その点アンディ・ロディックはいい!現在ランキング9位の28歳。
彼は史上2番目の若さでランキング1位に躍り出たことがある実力者。2003年USオープン覇者でもあって、テニス界きってのビッグサーバー。彼のサービスの最高速度・242km/hは未だ破られないギネス記録!(もう抜かれたかも)
よく拾ってよく走る彼のアグレッシブなプレーはもちろん、彼の場合、インタビューが毎度秀逸。テニスにありがちな(?)見え透いた社交辞令一切なしでとにかくユーモアがあるんですよね。その分激しい性格してるので、言動には毎度ハラハラさせられますが。(審判に平気で突っかかる上、発言にピーッて音が被せられることも多い)
因みに彼はその手の人に受けがいいため、去年の『検索すると危ない名前』ランキング13位にランクイン。テニス選手のなかではシャラポワに継ぐ順位。人気のほどが窺われます。

てゆーかテニスとゆー闘志むき出しでなんぼ、な個人競技で穏やかさ保ってる方がおかしいんです。しつこいようですが、フェデラー・ナダルのオフコートでの「ザ・優等生」ぶりは異常。まぁフェデラーの方はたまーに負けず嫌いな本性が出てますけど。ナダルもたまーに若者らしく短慮な対応が見られたりしますけど。(特に対 ソダーリン*)それにしたって2人とも若いのに人間できてます。

* ソダーリン
慣れ合いなんてクソ食らえ、見るからに極悪人面のスウェーデン人。ロッカーで挨拶されてもタオル被って基本無視。ナダルは7回シカトされた。(7回がんばったナダルに乾杯)大事なポイントは必ずミス!(笑)
そんなソダはナダルと犬猿の仲で、試合中にお互いに嫌がらせをする(サーブの際、無駄に長く球をつく、相手がポジションついてからわざと新しいラケットに交換にいく)など、ソダ相手には大人しいナダルもただの若者と化す。ただし母国の先輩、同胞、本能的に上と感じる相手(例えばフェデラー)には敬意を払うという。インタビュー聞いてるとわかりますが、彼のフェデラー好きっぷりはすごい。………ツンデレ?

って、違う違う。
そう、ロディック、観ててすごく母性本能を刺激されます。なかなか本来得られるはずの結果が出せないので(常時TOP10にいれば十分ともいえますが)応援し甲斐があるんです。落ち目なんて言わせないぞ…!^^;

彼の人柄がわかる、07年全豪準決勝**(対フェデラー戦←ロディックの天敵)ボロ負け後のインタビュー↓
怒ってるんじゃなくて、拗ねすねなんですよね。早口で聞き取りづらいかもですが…




面白かった質疑応答抜粋↓
質問:コーチはなんて言ってました?
回答:ビールくれるって

質問:ハ-スかゴンザレスがフェデラーに勝てる見込みは?
回答:Slim(ほぼゼロ)

質問:君のここ(記者会見)での能力(実績)はコート上の実績よりも断然良いですよ!
回答:No shit!(ええっ!?何だって?)…記者会見での能力順位があるとしたら、僕はトップ5から落ちる心配はないかもね。そう願うよ。

質問:この記者会見から逃げられるとしたらいくら払う??
回答:わぉ、今までされた質問の中で一番いい質問だ。…(中略)…お金の問題じゃなくて逃げるか逃げないかってことさ。俺の親父は俺を逃げるようには育てなかった。だからここにいる。

質問:こんな試合があった夜は…よく眠れますか?
回答:それは夜どれくらい飲むかによる

このいっぱいいっぱいで感情の限界なんかとっくに突破してて、でもとげとげしくなりながら意地の悪い記者達の馬鹿げた質問にしっかり答え、あまつさえ笑いをとるアンディ(涙
誰が応援せずにいられるか!
※インタビュー全文はこちら→
http://www.tennis-x.com/story/2007-01-25/h.php (英語)

** この07年の全豪SFは、ロディックにとって未だかつてないほど屈辱的試合でした。ロディックはもう好調でノリノリで、13回連続で負け越してたフェデラーにようやく手が届くかもしれないと本人も周りも確信して望んだ一戦。ふたを開けてみれば最速とも言える試合時間で6-0まで食らって敗北。
本人が一番ショックでしょうが、ファンも本当にショックを受け…てか、試合の途中からアンディファンはお通夜モード。試合後***は葬式ムードでファンもロディック自身もLPゼロでしたねー(遠い目) 着替えもせずロッカールームで落ち込むロディックをコーチが長い時間かけて慰めていたらしい(日本人記者談) 

インタビューは雲隠れするだろうと思ってました。なにせ彼は05年の準決勝、ヒューイット戦であろうことかトイレに逃げ込んで靴脱いで「もう戻らんぞ」と連れ戻しに来た大会関係者相手にすねた、というありえない前科の持ち主。今回はちゃんとけじめをつけた。これは試合に勝つより難しいことだと思います。
感動しました。

***因みにこの日のオンコートインタビューは面白さで定評のクーリエ。
クーリエさえこんな感じ↓

クーリエ:ロジャー、ひとつ質問があるんだ。アンディーは自信を持ってこの試合に臨んだと思う。全米オープンの決勝、マスターズ、そして2週間前に行われたクーヨンでの試合。その自信を持ってやってきたアンディーを、君はめちゃめちゃにしてしまった(dismantle;解体する、という単語を使ってました)。そこで質問。なんでここまでやっちゃったの?
フェデラー:えっ、なんでって。だって勝ちたいから・・・

こんの鬼畜がぁぁぁぁぁと叫んだのはきっとアンディファンだけではないでしょう。
コート上でのフェデラーはもとより普段の温厚さは欠片もありませんけど、ロディック相手だと輪をかけて容赦がないんですよね。どうも相性がいいらしく、ロディックはむしろフェデラーの潜在能力をさらに引き出してしまう。
逆にロディックはフェデラー相手だと気負いすぎてパニック症候群を発症するんで(焦って自滅)…ますます勝てないという。


”いつか、GSの場で、フェデラーから一勝もぎとる!!”
アンディファンの密やかな希望です。(GSでない大会でなら2回ほど勝ったことがあります!)


・おまけ。ロディックのその他、フェデラー関連の発言

・色んな選手のものまねをしているところに、ファンの一人からフェデラーの真似できる??と言われた時
”I AM SO SICK OF HIM!!(奴にはもううんざりなんだよ!)”
と大声で返答。言い方が最高にクールでした。うんっっっざりなんだよ、みたいな感じ。

これをジョークにできてしまうのが彼のいいところ。


・とあるインタビューでフェデラーについて聞かれて

尊敬してるさ、だから笑いながらロッカールームで談笑できればいいけどね。俺は後ろから突き飛ばしたい衝動を抑えるので精いっぱいだ。アンタのことは大っ嫌いなんだって声かけようかって何度もトライしてるんだけど。…くそっ、彼って本当にいい人なんだ(really nice)。――このジレンマからどう抜け出せるのか知りたいよ

アンディ…彼のいいところは、インタビューで他の選手をけなすような発言は一切しないこと。試合中は激昂して色々汚い言葉も吐いてますが、オフコートでは相手に敬意を払うことを忘れない。素敵です。


・09年ウィンブルドン決勝(対フェデラー、屈指の名勝負でした)後の表彰式↓
勝てない試合でもなかったため、悔しさでもう目がウルウルで機嫌も最悪なロディックにフェデラーが

Roger: Don't be too sad. I went through some rough ones as well...and one on this court last year so um...
I came back and won so...---(あまり悲観しないで、僕も同じつらさを経験したよ…去年まさにこのコートでね。でも僕はここに戻ってきて、そして勝つことができた。だから…えーっと…)

だからこれで終わりじゃない、次がある、君は素晴らしい選手だからまたここに来ることになるだろう、と。コレなんてゆーか多分本気で言ってるんですよね…フェデラー。たまに天然入ってるんじゃないかと思いますよフェデラーって。余裕の発言にカチンと来たか、すかさず刺すようなアンディのツッコミ。

Andy: Yeah, but you had already won five.(えぇ、でも貴方はもう5回も優勝してるだろ!)

これにはフェデラー苦笑い観客爆笑。

確かに。5連覇が途切れてまた復活、また一つ記録を作り上げたフェデラーと悲願の全英初優勝狙ってたロディックじゃ悲嘆の種類も違うって!!
こちらとしては泣いていいのか笑えばいいのかわからない複雑な気持ちに。


・07年マスターズカップのフェデラー戦
ブレークされてまたも早々に敗色漂うアンディ。
フェデラーのサービス、観客のケータイがぴよぴよ鳴り、(静かになるのを待たなければならないので)フェデラーサービスのタイミングを崩される。
そこでアンディ、大声で

I’ll get better , I promise!!(がんばるからさ!ほんと!!)
 
そこまでやってくれなくてもいいよ!と。
会場爆笑
 
・フェデラーの弱点をあえてあげるとしたら
 
・ ・・髪型。
 
禁句です。


というわけで如何でしょうか。
アンディ・ロディック、かわいいですよね!?(無理やり着地)
テニスを観る機会があったときには是非ご注目を。最近調子落としてますけど。

あと2人応援してるのが――ダビデンコっていうランキング6位の選手(全選手中一番地味で影が薄いと思われるロシア人)と、去年引退してしまいましたがプレーもキャラも濃ゆくて楽しませてくれたサントロというフランス人選手。

まぁこちらはおいおい。

ダビデンコもロディックもともに今大会は2回戦で敗れ去りました。
………短いUSオープン…(ため息


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